(1)私家本を出すなら

出版社でも受けてくれますが、目的は、本を作ること、印刷をすることなので、自社に、印刷・製本の設備がある業者を選ぶと、金額が安く済みます。また自費出版を専門にしている会社でも適正な金額で引き受けてくれるようです。

いざ出版化に向けて作業が始まると、少なくとも3か月位は出版社とのやりとりが続きますので、長い間、お付き合いできる業者かどうか、見積もりをもらう段階から見極め、口コミなどで下調べしておいたほうがいいかもしれません。

 

(2)書店に流通させるなら

流通経路を持っている出版社かどうか、どんなところに流通経路があるか、などが見極めのポイントになってくると思います。大手の出版社の方が取次店にコネクションを持っているのであれば、たくさんの配本が見込めるでしょう。

書店に本がついてからの扱いについても、例えば、紀行本なのに、文学の棚に置かれるなど、ちゃんとジャンルの合う棚に並ぶかどうか、という細かい点も、出版社によって対応はまちまちのようです。ジャンルに合った棚への陳列を確約してくれる出版社が望ましいですが、こればかりは、書店さんの裁量次第のようですので、結構難しいみたいです。

 

(3)共同出版

まずは共同出版をしている出版社探しから始めることになります。

出版社によって、共同出版の意味するところが異なるケースもあり、出版社が何をシェアしてくれるのかをしっかり確認するところから始めましょう。

また、共同で出版した本の所有権は、出版社が保有することが多いのも、特徴の一つです。その場合、在庫が残った本は、出版社で処分されてしまいます。

もちろん、著者に所有権を保有させ、発行元として書店に流通させるという契約内容で進めてくれる出版社もあります。